今回は当館のすぐそばに最近オープンしました『秋保ヴィレッジ』をご紹介いたします。
秋保ヴィレッジは、7月2日にホテル瑞鳳から仙台市方面へ約1kmほどの場所に新しくオープンしました。
現在立っているのは「アグリエの森」という物産館のみなのですが、ただの物産館だけの施設ではありません。
仙台を代表するお茶・和菓子の老舗「お茶の井ヶ田」さんが運営されているこの施設は、秋保をはじめとした宮城県の農業の魅力を発信することを中心に据えています。
将来的には農家レストランや農業体験ができる施設なども併設される予定になっており、第6次産業化(生産~加工~販売)の拠点となる複合施設になる予定です。
中の様子を少しご紹介いたします。
まず、建物に入って左手にお茶の井ヶ田さんが展開する喜久水庵の店舗が入っています。
地元の人はみんな知っている仙台を代表する名菓「喜久福」も、もちろん販売しています。
平たく言えば生クリーム大福なのですが、生クリームの代わりに抹茶クリームが入っていたり、あんこではなくずんだ餡が入っていたり、なんとも言えないこの柔らか食感も相まって、嫌いな人はいないとも言われる仙台の名菓でございます。
生菓子なのでお土産にはあまり向かないかもしれませんが、仙台にお越しの際にはぜひお召し上がりいただければと思います。
そして今回、この喜久福シリーズに野菜餡を入れた「ベジ福」なるものが登場。
かぼちゃ・トマト・とうもろこし・ほうれん草の4つの味があります。それぞれの野菜の甘みがそのまま喜久福に練りこんであり、野菜そのものの味が楽しめるスイーツです。今後、仙台の新しい名産となりそうな予感がします。
喜久水庵の隣には「千日餅」で有名な千日餅本舗のコーナーがあります。不思議なモチモチ食感がたまらない千日餅は製造工程を見学することもできます。
建物の中央には、秋保近郊をはじめとした宮城県内の野菜が並ぶ農産物直売コーナーがあります。秋保近郊を中心とした県内産の新鮮野菜が並んでいます。
その一角には秋保で獲れた野菜のコーナーもあり、旬の野菜が所せましと並んでいます。
また、地元の特産品の販売コーナーもあります。
地元の名店「太田とうふ店」さんの豆腐や厚揚げも販売されていました。県内産の大豆と秋保の水を使った豆腐は、地元では古くから愛されている逸品です。売り切れになる時もあるようですので、見かけたらぜひ手に取っていただければと思います。
建物に入って右手の方にはフードコートがあります。
3店舗が営業していて、それぞれ取り扱うお食事が異なります。おにぎりやお蕎麦を中心にした「五穀豊穣」、牛タンなどの焼き物が並ぶ「森のグリル」、「ピクニックカフェ」ではジェラートなどのスイーツを取り扱っています。
名取川に面した飲食スペースです。窓の外は一面の緑、秋保の大自然が窓いっぱいに広がっています。五感すべてで秋保を堪能していただければと思います。
ホテル瑞鳳から秋保ヴィレッジへは車で約2分、歩いても約15分程度の場所にあります。
仙台南インターからお越しの方、国道286号線経由でお越しの方は当館への通り道にございます。
お越しの前やチェックアウト後に、ぜひ立ち寄ってみてください。
◆秋保ヴィレッジ ホームページ
http://www.ocha-igeta.co.jp/akiu-village/index.html